TOP > 改善例とその治療について > 喫煙がパーキンソン病の進行を遅らせる!?!
私たちが、絶対にしてはならないことの1つに「喫煙」があります。
何故なら喫煙をすることによって、私たちの身体に様々な悪影響をもたらす可能性があるからです。
このように健康に悪影響を及ぼすといわれる喫煙ですが、パーキンソン病に関しては好影響を及ぼすと発表した研究チームがいます。
(※イスラエルの研究チーム)
この研究チームによると、「喫煙がパーキンソン病の進行を抑制する可能性がある。」と…
パーキンソン病は、神経伝達物質:ドーパミンの不足が原因と考えられています。
実は煙草のニコチンが、脳から分泌されるドーパミンの破壊を防ぐ効果があるというのです。
実際、喫煙者と非喫煙者のパーキンソン病の発症割合をチェックしてみると、喫煙者が60%の割合でパーキンソン病を発症しなかったというデータが…。
そして、研究チームはこう述べています。
「確かに喫煙によって悪影響をもたらされることもありますが、逆に喫煙をすることで、集中力を高める/記憶力を活性化させる/統合失調症患者の症状をコントロールできる等々といった、好影響を与えることもあります。そしてパーキンソン病に関しては、これらのどれよりも影響が大きい。」…
現在イスラエルの研究チームは、喫煙以外でパーキンソン病の進行を抑制する治療法を開発中だそうです(=喫煙の変わりになるもの)。