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パーキンソン病の今後
整体院での治療方法
久野貞子医学博士が書いた「パーキンソン病はこわくない」という著書をご存知でしょうか。この著書にはこういうことが書かれています。「パーキンソン病はガン・脳疾患障害などに比べて進行が非常に緩やかです。10年・20年生きる人はたくさんいて、上手くいけば30年以上生きている人もいます。治らなくても上手く付き合えば、人生も楽しく生きることができます」

整体とパーキンソン病の関係も、この本と相通じるところがあると思います。どんなに優れた整体でも、パーキンソン病を完治させることは難しいと思います。しかし整体の技術が、パーキンソン病に対して改善が見られる事実も存在します。パーキンソン病を発症した人は、心の緊張と身体の緊張を自覚しています。整体では、身体の緊張を緩和させ、身体の歪みを治し、身体のバランスを回復することに心掛けています。その整体術のポイントとして、いくつか挙げることができます。
(1)頭蓋骨の硬直を緩める (2)咀嚼筋(そしゃく)の緊張を緩めて顎関節機能を正常化させる(言語障害) (3)仙骨(脊柱の1つ、腰椎の下方)の周りの筋肉の緊張を緩め、柔軟な動きを回復させる→身体全体の歪みを矯正し、左右前後のバランスを回復させる等々…
このように整体を行うことで、身体全体の緊張をほぐしていくことができます。それは同時に、自立神経のバランスも改善する一役も買っています。パーキンソン病の症状は、整体によって確実に緩和され、癒されているということは断言できます(改善=進行を遅らせる)。