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パーキンソン病の今後

リハビリテーションと介護

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パーキンソン病患者にとって、リハビリテーションは重要な役割を担っています。そして、リハビリテーションは身体的な部分だけでなく、精神的リハビリテーションも重要な役割を果たしています。

身体的リハビリテーションは、単に手足を動かすことだけが目的ではありません。例えば、言語障害に対するリハビリテーション…。パーキンソン病を発症してしまうと、言葉が小声・早口になり唾液が溜まりやすくなります。つまり、口の中で声がくぐもってしまい、第三者にわかりづらくなっていきます。これは自分自身の意思表示が、きちんとできなくなる恐れがあります。

言語障害に対するリハビリテーションとして、呼吸法の指導が重要になってきます。「大きく深呼吸させながら「アー」と長く発生させる」「姿勢を正して(胸を張って)肺活量を増やす」「口を大きく開くことによって、口の周りの筋肉の緊張を和らげる(顔面マッサージ)」そして、精神的リハビリテーション…。

パーキンソン病患者は、医師からパーキンソン病と診断された時、極度のうつ症状になってしまいます。悲壮感・不安感・失望感「私は不治の病にかかってしまった。何十年間後には全く動けなくなり、介護なしでは生きていけなくなってしまう」

実際、そうではありません。パーキンソン病患者に、病気のことを良く理解してもらうことが重要です。

現在の自分の状況 → 薬を処方すればどう改善するのか → 10年・20年、ゆっくり進行する病気だと言うことを。

しかし一番怖いことは、根底に根ざしてしまった精神的ストレスを和らげないと、薬の効果も半減してしまうことです(効果が半減することで、必要以上に薬を処方し別の障害が起こり得る可能性もあり)。そしてやはり、パーキンソン病患者と家族の心の理解が「病気の鍵」を握ります。家族も一緒になってパーキンソン病を理解することで、精神的リハビリテーションを支えてあげる必要があります。

例えば、処方される薬…薬の効果は良い時間・悪い時間が交互に襲ってきます。前日良く眠ることができなかった・急に寒くなったり暑くなったり、その日の天候によっても薬の効果が違ってきます。そういうことが理解できていれば、パーキンソン病患者への対応も違ってくるはずです。

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パーキンソン病は、一般の病気と異なる特徴がいろいろあります。精神的リハビリテーションはもちろん、どのような場合にきちんとサポートすることができるか、パーキンソン病患者の行動を暖かく見守ることで、精神的抑圧を軽減してあげることがとても重要だと思います。