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パーキンソン病の今後

漢方療法での治療

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西洋医学的見地からみるパーキンソン病は、神経伝達物質ドーパミンを補う作用を持っているL-ドーパ薬剤が主流になっています。確かに、L-ドーパは画期的な治療薬として今でも処方されています。しかし、長期間服用することによって生じる副作用も忘れてはなりません。幻覚・幻聴などの精神症状・身体が自分の意に反して勝手に動く不随意運動等々、パーキンソン病患者にとって大きな悩みになっています。しかし最近では、西洋医学に東洋医学を取り入れた、すなわち漢方療法が研究対象として使われるようになってきました。

漢方療法の最も優れたところは、ほとんど副作用がないことが挙げられます。漢方療法とL-ドーパを併用することで、自覚症状がもっと改善され、パーキンソン病患者の生活スタイルが、もっと高められるのではないかと注目を浴びているのです。実際、漢方薬として厚朴(こうぼく)・白芍(びゃくしゃく)・甘草(かんぞう)・半夏(はんげ)などが処方されています。

厚朴…鎮痛・鎮静作用、白芍…鎮痛作用、甘草…抗炎症作用、半夏…鎮静作用の効果があります。

他には、自律神経の失調状態がみられる場合は、柴朴湯(さいぼくとう)も処方されています。この柴朴湯とL-ドーパを併用することで、素晴らしい改善報告も得られています。「L-ドーパの効力時間がかなり長く保たれ、不随意運動などの症状も軽減している(L-ドーパの副作用を軽減させている。」このような報告があるにも関わらず、パーキンソン病に対する漢方医療は、まだまだこれからの試みだといえます。それほど漢方療法には、無限の可能性が秘められているのです。