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パーキンソン病の今後

厚生労働省に難病指定されているパーキンソン病は高齢者(65歳以上)に多く発症し、脳内の一部の細胞が変性してしまう病気です。

そしてパーキンソン病の多くの場合、手が震える/筋肉が硬直する/動きが鈍くなるといった運動障害を発症します。

しかしパーキンソン病を発症すると、運動障害以外にもある症状を併発します。

その症状とは、うつ病です。

これは、アメリカのノースウェスタン大学フェインバーグ医科大学院の研究チームによって発表された結果です。
「パーキンソン病患者7000人のうち、うつ病を発症していた患者が約40%(2800人)いるのに対して、うつ病の適切な処置を受けていた患者は約10%(700人)にしかいなかった。」と…。

ところで何故、パーキンソン病を発症した患者がうつ病も発症してしまうのでしょうか。

パーキンソン病は脳内のドーパミンが減少して発症する症状ですが、それと同時にセロトニン/ノルアドレナリンも減少します。

実はうつ病を発症した場合、セロトニン/ノルアドレナリンの異常を引き起こしているのです(神経伝達物質の異常)。

つまりパーキンソン病を発症した患者はうつ病を発症する可能性があり、逆にうつ病を発症した患者はパーキンソン病を発症する可能性があるのです。

どちらにしても、うつ病に対して適切な処置を受けていれば、その分だけパーキンソン病の処置をすることに他なりません。

パーキンソン病…運動障害に目が行きがちですが、心のケアも怠らないように気をつける必要があります。