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パーキンソン病の正体とは何か

原因と症状

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脳の神経細胞には身体の動き・働きを促進する神経系と、逆に動き・働きを抑制する神経系があります。もちろん、利用している神経伝達物質も違います。脳内における運動神経系は、抑制=ドーパミン・促進=アセチルコリンという物質が使われています。脳の中心部には大脳基底核があります(大脳基底核=基本的な運動動作を司る部分)。この部分で、抑制=ドーパミン・促進=アセチルコリンがバランス良く分泌されることで、私たちは毎日正常な身体の動きをすることができます。

パーキンソン病はドーパミンの減少が主原因となっています。つまり、抑制=ドーパミンが減少することによって、大脳基底核の内部で「手足、もっと動け!」という行動が指令されるわけです。それがパーキンソン病特有の症状、「自分の意思とは関係なく動く手足の震え」に繋がっているのです。

手の震えは、身体全体の力を抜いた時起こるものですが、力を入れている時に震えが来ることもあります。その震えがいつ何時来るのかわからないため、パーキンソン病独特のぎこちない動作になっていきます。しかし、パーキンソン病の症状は悪化すればするほど、動きそのものが鈍くなります(抑制=ドーパミンと相反する症状)。以前、こういった事故を何度かニュースで読んだことがあります。軽度のパーキンソン病の患者が車を運転していて、止まるところを急発進してしまい、大事故になってしまったと…。これは、クラッチを踏みながらアクセル、クラッチを踏みながらブレーキといった二重操作が難しくなっているからです。つまり、自分自身でちゃんとしたリズムも作れなくなってしまっているからです。

パーキンソン病の初期症状(手足の震え)として、まず左右どちらかの片側から発症します。そして、2~3年経過すると反対側にも同じような症状が現れてきます。発症し始めると、いろいろな障害を併発してします。

歩行障害(小股で加速、すり足歩行)・仮面様顔貌(無表情)・言語障害・書字障害(書いている文字がだんだん小さくなる)・突進運動(人に押されたら止まらなくなる)・精神疾患(躁鬱など)・発汗異常・膀胱障害等々…。

パーキンソン病の原因と症状、明確な原因はドーパミンの減少が挙げられますが、それとは別に不透明の原因があるため、不治の病と言われている所以です。しかし日進月歩=日々の開発によって、その扉は確実に開かれようとしている現実があるのです。パーキンソン病は近い将来、必ず原因解明され症状改善されます。